名は体を・・・
今、家のまわりで野草を探すなら「あずきな」だね。
田んぼのあぜ道、小川のふち、毎年同じ場所に顔を出す。ご近所さんもこぞってあずきな摘みしてる。
こぞって摘むくらい、おいしい。私の野草ランキングだとトップ3確実。
軽く茹でて お醤油をかけただけのおひたしは、あずきな料理の王道。あずきな独特の香ばしさがいいんだな。
うちはお醤油といっても「地だまり」だけどね。この地だまりについては、私の食養生になくてはならないものなので、次の機会に。長くなるから。
薄めの天ぷらの衣で揚げるかき揚げもいける。衣に塩少々。
次。
太白ごま油で炒めて塩で味付け。
これは先ほど夕飯のおかず。
あと二週間くらいはたのしめるかな。
あずきなって、葉っぱは緑なんだけど茎が赤紫色。あずき色だからこの名前なんだね。
12cmと30cmの協力者たち
今年も家の前にたくさんのツクシがでてきた。幸い道路際ではないので今晩のおかずに。
袴とりがめんどうだけど、年に一回の行事だからね。頭と袴を取ると、12cmのまっすぐなモヤシみたいになって準備完了。
さて、いつもだと玉子とじにするけど、ほら私、食養生してるから玉子はNG。醤油糀で油揚げと煮浸しがいいかな。すりおろした長芋をトッピングしよう。
私の本当の楽しみはこれから。
ツクシが終わるとそこからスギナが出てくる。30cmに育った頃、これでね、手織り用のガラ紡糸を染める。
家の庭で大鍋にお湯わかして、スギナをグツグツ煮て色を出し、ガラ紡糸を入れてグツグツ煮る。染まる。
結構邪魔者あつかいされてるスギナだけど、きれいなレモン色をもってるんだよ。
玄関から十歩出ればあるこの環境。
春のチカラ丸ごといただきます。
微細な協力者たち
作ってみた。
材料は、無調整有機豆乳、自然栽培玄米。これだけ。
しかも作り方が私向き。ただ混ぜてヨーグルトメーカーなるもので保温するだけ。
訳あって食養生してるから、ヨーグルトは食べない。でも豆乳と玄米だもんねー、いつも食べてるもんねー。
混ぜるだけでほんとにできるの?って疑いを持っていてはできないらしいので、まずは心を込めて豆乳と玄米を混ぜ混ぜ…
微細な菌たちよ我が身を助けに来てちょうだい。クルクル、クルクル…
3時間ごとにヨーグルトメーカーにパックごと入れた豆乳を揺すってみる。ぴちゃぴちゃ…まだまだ。
ついに17時間後、ぷるんとした姿になってる。これが完成形、写真で見たのと同じ。
植物性の菌は生きて腸まで届くらしい。私の体のなかで力を発揮してね、と食べてみる。
味は豆乳。
でも見た目がうれしいんだね。これは、デザートのくくりにはいる。絹ごし豆腐じゃない。
さっき、パックの底に沈んだ玄米と、新しい豆乳を混ぜ混ぜしてヨーグルトメーカーに再びセット。
これから菌も私も成長します。